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# 現実と夢の世界を紡ぐアーティスト 〜スゥ・ドーホー〜
森美術館「万華鏡の視覚」展

全世界の大小さまざまな万華鏡を集めましたと思いきや、
タイトルにだまされた。

日常の中で私たちが見えているものはほんの一側面に過ぎない。
その凝り固まった世界をぶっ壊して見せましょう
というコンセプトの展覧会だった。


その中でスゥ・ドーホー(韓国のファブリックアーティスト)の作品は、
派手ではないが印象に残った。

(写真は過去の彼の作品)








透き通った水色の門が宙にぶらんと吊るされている。

美しいが不安定で
地面からしっかりと立ちそびえる、私たちが普段見ている門とは異なる。

その門はいつの時代に建てられたかは知らないが、
現代になり、その存在価値も もはや当初のものとはかけ離れているのではないだろうか。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:22 | category: art |
# 大どんでん返し 〜そりゃNe-Yo(;_;)〜

PVは時に歌詞以上のインパクトと解釈を聴き手に与える。

美しい音楽をバックに流れる
Ne-Yoの'Mad'のPVには久々に泣いた。

(↓PVは下記画像をクリックして閲覧してください↓)





<以下、PVのストーリー(ネタバレ)>

ストーリーは、
彼女と喧嘩をして家を出たNe-Yoの目の前で
子供が車にはねられるという
ショッキングなシーンから始まる。

何故か悲嘆に暮れる彼女。

そばにいながら
彼女の涙をぬぐうことさえも
おやすみのキスさえもできない。

喧嘩しただけなのに
何故、彼女はそこまで落ち込むのか?
そばで ただ 見守ることしかできない。

場面は変わり、
墓前で泣き崩れる彼女。

そう、車にはねられたのは
子供ではなく
子供をかばったNe-Yo。

彼女を見守っていたのは
Ne-Yoの亡霊だった。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:26 | category: music |
# 東京の空と川カフェ 〜peace cafe〜
桜は散っても、
春は素敵な贈り物を届けてくれる

今年も、3/20から二子玉川の中洲に
カフェ「peace tokyo」がオープンしている

晴れた日には
真っ青な空と緑の中で
きらきら水面の光る多摩川を眺めながら
食事ができる

「平和だな」と感じる瞬間が
きっと訪れるカフェです

11月末まで営業

peace tokyo
http://allabout.co.jp/gourmet/cafegohan/closeup/CU20070611A/



| comments(0) | trackbacks(0) | 03:08 | category: cafe |
# 日常に息づく光の芸術
三島の「クレマチスの丘 リストランテ プリマヴェーラ」のとびらは、三嶋りつ惠氏の作品
とびら自体も素敵だが、光が差し込むとさらに美しい

door



フランスの「アラブ世界研究所」の窓は、ジャン・ヌーベル氏の作品
アラブ世界の文化を表象する幾何学(アラベスク)模様であると同時に、
建築の内部に差し込む日光の量を調整するという機能をも備えている


alab_window



障子に差し込んだ日の光は拡散し、柔らかな光だけが部屋に広がる
障子に映る影も刻々と変化し、見るものを不思議な感覚にさせる
これも計算されつくした美しさなのか


| comments(0) | trackbacks(0) | 00:45 | category: art |
# 史上最も美しい芸術犯罪 〜Man on Wire〜
Man on Wire


 「綱の上には、ぼくひとり。 なんて幸せで、自由なんだろう。」

1974年 今はなきニューヨークのワールド・トレード・センター

地上411メートルのツインタワーの間を
自分の舞台に変えてしまった綱渡り師フィリップ・プティの
史上最も美しい芸術犯罪を追ったドキュメンタリー


これは見たい!!!
(リアルタイムで現場を見ていた人の心臓は止まりそうだったと思うが。)
マイケル・ナイマンの曲も素敵!


6月新宿テアトルタイムズスクエア他順次ロードショー

trailer:


| comments(0) | trackbacks(0) | 23:14 | category: art |
# 自己否定してしまう人への処方箋
ぎゅうぎゅう詰めの本棚に戻せなかったから仕方なく買ってみた雑誌「広告」

なんだか今の自分に刺さる内容ばかりだった。

「弱い自分を受け入れられなくて自己否定する現代の日本人」について書かれた記事を
アレンジしてここに書き留めておく。

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「自我」という概念は、長らく日本にはないものでした。

江戸時代までの日本の画家が自画像をほとんど描かなかったように、
自分を客観視する視点がなくて、
花鳥風月や世間の中にいる自分だけがありました。

「世間」=「私」で、
生まれたら、親の仕事をやり、町の人と仲良くして、他の人とどう違うかなど考えずに生きてきました。


明治に入り、西洋的な「自我」という概念が入ってきました。
でもそれは日本人にとっては「借り物」な感じが今でもあります。

今や、自我が確立していないにも関わらず、競争原理や自己責任を求められる時代になりました。
「世間」という受け皿を持たなくなり、自分にばかり目がいくようになりました。

「常にポジティブシンキングでいる私」みたいなステレオタイプな自己イメージしか持たず、
自己啓発や自己実現に取り組むあまり、
自分が今までやってきたことを全否定して、
「もっとすごいものがあるんじゃないか」という意識を持つようになりました。

そして、ちょっとでもうまくいかないと、
失敗した自分の目でしか見ていないから、
「私って何もできない」「生きる価値がない」「もう、だめだ」と近視眼的な考えに陥りがちに。
そして集団催眠みたいにスピリチュアルに走る人も出てきました。


そんなあなたへの処方箋はこれ↓

1.身近な希望を叶えることに幸せがある、という考え方をもつ。
 抽象的な概念や大きなプログラムをいきなり考えてもわけわからなくなるので。

2.失敗したときは、少し離れて、目線を遠くにおいてみる。
 すると不幸だと思っていたものが、たいしたことのない違ったものに見えてくる。

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そうなんです、私も肉体的に乱視近視な上に、考えも近視眼的でして。
ちょっと解決の糸口が見つかったような・・・

ところで「自我」って何ですか?

老子の「たかの知れた社会」に書かれているものとはまた別の観点が得られた。


| comments(0) | trackbacks(0) | 22:02 | category: 脳内もやもや |
# ダンサーの時代
The killers 'HUMAN'
という曲にドハマリした。




サビの歌詞を和訳すると

「僕らは人間なのか、それともダンサーなのか?
生きているはずなのに、冷たくなっているこの両手・・・」

僕らは、言われたとおりに踊っているだけの意志のないダンサーなのか?
僕を自由にしてくれ。
僕には意志がある。
自分の意志に素直に生きていくんだ。


で、『タオ--老子』(加島祥造 訳」)の「たかの知れた社会なんだ」を思い出した。

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ぼくらはひとに
褒められたり貶されたりして、
びくびくしながら生きている。
自分が人にどう見られるか
いつも気にしている。しかしね
そういう自分というのは
本当の自分じゃあなくて、
社会にかかわっている自分なんだ。

もうひとつ
天と地のむこうの道(タオ)に
つながる自分がある。
そういう自分にもどれば
人に嘲られたって褒められたって
ふふんという顔ができる。
社会から蹴落とされるのは
怖いかもしれないけれど、
道(タオ)から見れば
社会だって変わってゆく。だから
大きな道(タオ)の働きを少しでも感じれば
くよくよしなくなるんだ。
たかの知れた自分だけれど
社会だって、
たかの知れた社会なんだ。

もっと大きな道(タオ)のライフに
つながっている自分こそ大切なんだ。
そのほうの自分を愛するようになれば
世間からちょっとパンチをくらったって
平気になるのさ。だって
道(タオ)に愛されてる自分は
世間を気にしてびくつく自分とは
別の自分なんだからね。

社会の駒のひとつである自分は
いつもあちこち突き飛ばされて
前のめりに走ってるけれど、
そんな自分とは
違う自分がいると知ってほしいんだ。


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| comments(0) | trackbacks(0) | 01:29 | category: music |
# 伊藤桂司とヒプノシス
音楽の世界でリミックスというものがあるように。
グラフィックアートの世界でもリミックス(コラージュに近い?)という表現方法がある。

伊藤桂司は広告、書籍、音楽(テイ・トウワ、キリンジ、宇多田ヒカル)のアートディレクション、グラフィックワーク、映像等を中心に幅広く活動するクリエイター。

アナログとデジタル、実写とイラストをミックスさせることで、
時には近未来的、時にはポップな世界を生み出している。

そんな彼が影響を受けてきたのは、シュールレアリズムやアメリカのアニメーション、ポップアート、そして「ヒプノシス」。

「ヒプノシス」は、ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンのジャケットのアートワークで有名なデザイングループ。

いろいろ吸収してきたものが彼の脳内で化学反応を起こして、また違う世界を作り出しているのでしょうね。


| comments(0) | trackbacks(0) | 01:23 | category: art |
# 移ろう空想家
ストレイテナーの"Lightning"

美しくて
切なくて
激しいメロディー



ホリエアツシが奏でるコトバは
擬人化のアラシ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:02 | category: music |
# 心に刺さった言葉 vol.1
 街で見かけたコピーや
人が発していた言葉で
心に刺さった言葉を書き留めていきます。


■ETV50周年コピー■

夜と朝の境界線は見えない。
人間はすぐ線を引きたがるけど。

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ETV50周年と何の関係があるのかいまいちわからないコピー
でも、この言葉は刺さる。

境界線を引けないものって、「夜と朝」だけでなく実際いろいろあるなと。
「大人と子供」、「男性と女性」、「正しいと正しくない」・・・

「だから、どっちなの」って聞かれても、
どっちとも言えないことって結構あるなと。

境界線が無いという状態(状況)を受け入れるって結構大切なことだと思うのです。


■細美武士の今年の抱負(ラジオ番組「Hedgehog Diaries」より)■

「今年の抱負はね・・・しあわせ脳になりたいなと。

脳みその機能って使えば使うほどそこが発達して、
使わない機能は退化していくんだって。

幸せなときに「うわ、すっげー楽しい」みたいなのをぶわっと使うとどんどん幸せを感じる脳みそになって
いやなこととか心で反芻しないようにすると、いやなことが起きたときに落ち込まないようになるんだって。

だから、今年はしあわせ脳を目指します。」

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細美さんのラジオがついに始まった。
くだらないネタも多い中で、たまに良いこと言う(^^)
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:56 | category: ことば |
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