アフガニスタンといえば、紛争が絶えない国のイメージが強く、
それ以外のことについてなかなか目を向けてこなかった。
しかし、アフガニスタンには美しい文化・自然がある。
■音楽
穏やかな音色は、戦いのことを忘れさせてくれる。
アフガニスタンの人々は、音楽に触れるとき、どのような気持ちでいるのだろう?
「ちゃるぱーさ」は、日本人のアフガニスタン音楽ユニット
ライブ活動も積極的に行っているので、生で聴くとより魅力を実感できると思う。
■宝石ラピスラズリ(瑠璃)
紀元前から採掘が続いている。
ラピスラズリの美しく深いブルーは多くの人を魅了してきた。
例えば、オランダの画家フェルメールの「真珠の耳飾の少女」
深い味わいのフェルメールブルーを生み出した
絵の具の原料は、実は、ラピスラズリである。
当時は金よりも高価な宝石であったため、
フェルメールは多額の借金を抱えてまで
フェルメールブルーを表現し、美を追求したのである。
ラピスラズリには、「群青の空の色」という意味がある。
アフガニスタンにも
戦火の赤い空でなく、
青い空が広がるよう。
文化をきっかけに、アフガニスタンについて
もう少し知ろうと思う。